福岡東南ロータリーとは

福岡東南ロータリークラブとは

1905 年(明治 38 年)2 月 23 日、シカゴの青年弁護士ポール・ハリスは、当時の著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになった風潮に耐えかね、友人 3 人と語らって、お互いに信頼できる公正な取引をし、この仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたいという趣旨で、世界で最初に生まれたのが、シカゴロータリークラブです。それから百十年後の現在 200 以上の国と地域に広がり、世界でクラブ数約 34,600、ロータリアンの総数は約 1,200,000 人に達しています。 そして、全世界のロータリークラブの連合体が国際ロータリーです。

日本では、1920 年(大正 8 年)10 月に、東京ロータリークラブが、世界で 855 番目のクラブとした誕生しました。それ以後、2 第次世界大戦の前後には、大変苦難の時代もありましたが、現在では日本全体のクラブ数 2,258、ロータリアン数 88,282 人(2014 年 7 月 末) となっています。

福岡東南ロータリークラブは、1970 年(昭和 45 年)2 月 6 日に創立し、2020 年には50周年を迎えます。現在の会員数は 69 名で、国際ロータリーの第 2700 地区(クラブ数61、ロータリアン数約 3,100 人)に属しています。

毎週金曜日の午後 12 時 30 分から約 1 時間、例会が開催され、この例会場および事務局はグランドハイアット福岡にあります。例会のほかクラブには、納涼例会、忘年家族懇親会、クラブ協議会、テーブル会、ロータリー情報についての会長主催の研修会等があり 2700 地区には地区大会、地区研修・クラブ協議会、都市連合会(I•M)等の様々な行事があります。

ロータリークラブは、奉仕を目的とする組織ではありますが、単なる親睦団体でもなければ、慈善団体でもありません。ロータリーの目的は、「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、育むこと」にあります。その具体的活動は、クラブ奉仕、職業奉仕、社会 奉仕、国際奉仕および青少年奉仕に集約され、いわゆる五大奉仕と言われているものです。

この「奉仕」の原文は「Service」ですから、日本語の「奉仕」とは少しニュアンスが異なります。確かにロータリー活動の哲学的、実践的活動が、「何か人のために良いことをする」ということにあるとするなら、日本語には「奉仕」という言葉のほかに適切な言葉がありませんので、この言葉を使っています。

特に「職業奉仕」 は、他の慈善団体等にはない、ロータリー独特の活動です「自らの職業をいかに倫理的、道徳的に有らしめるか」ということです。すなわち自らの職業上の関係者(顧客、取引先、従業員その他)に対して、誠意を尽くし、喜ばれ、感謝され、その結果として適正な報酬を得て事業が繁栄し、発展するということです。

1932 年に誕生した次の「四つのテスト」が、今日まで、職業奉仕の基準として、指針として使われております。

言行はこれに照らしてから

  • 真実かどうか
  • みんなに公平か
  • 好意と友情を深めるか
  • みんなの為になるかどうか